「じゃぁ、先生帰るね?」

ホントに帰っちゃうのか…
熱のせいもあってかいつもより寂しく感じる。
ひとりにしないで。

そんな気持ちで学園長先生を見てたら
先生も帰りづらいみたいで苦笑い。

「結菜しんどいだろうから寝よっか
寝るまでそばにいるよ」

たしかに…結構意識は朦朧としてる。
受け入れないといけない現実と
嫌な気持ちが混じってるけど
素直に横になることにした。