エレベーター降りてあっという間に着いた。

「結菜ちゃんおはよう。
今から中に入っていくよー」

目しか見えないし凄くぼやけてるけど
近藤先生の優しい声が聞こえてきた。

「間宮結菜さん14歳です。
よろしくお願いします」

先生とあーちゃんが何か言ってる。

「結菜、頑張ってきてね」
「じゃぁ、また後でお迎えに来るからね」

もうほとんど寝かけてたけど
竹下先生とあーちゃんの声に
頑張って頷く。