遠藤くんには敵わない

「マジ?隠れて文句言うのはオレら以上に性格悪いわ」

「俺を含めんでくれん?性格悪いのは類やろ」

「腹黒の分際で何言っとーと?」



話したら変な方向に話が進んだけど、茶化されたりはしなかった。

2人とも真剣に聞いてくれて、いつもみたいにいじわるはして来なかった。



「ゆら、学校行きたくないかもしれんけど、俺がなんとかするけん大丈夫」



麗くんはなんとかすると約束してくれた。

……なんでそこまでしてくれるんだろう。



「出た、生徒会長の権力使う気やん」

「え、麗くん生徒会長なの?」

「うん、そうだよ」

「麗、猫被って内申点荒稼ぎしとってさぁ。ずるいやろ」



そしてここで新事実が発覚。麗くんは生徒会長らしい。

……分かる、内申点とか気にしそうだし人の心を掌握するの得意そう。

でも、だからってなんで2人とも親身になってくれるの?