遠藤くんには敵わない

「ひどい言い方してゴメンネ」

「ふふ、カタコト……いいよ」



カタコトで喋る類が可愛く感じてあっさり許した。

そもそも類は悪くない。私が八つ当たりしただけ。

すぐ仲直りしたから、家までの道のりを3人で一緒に帰る。



「類からだいたい聞いたけど、学校生活うまくいってないと?」

「いや、その……うーん」

「誰にも相談できんで悩むんやったら、俺のこと頼って」



どういうつもりか分からないけど麗くんが悩みを話せと言ってきた。

誰にも言わないのは私もつらいし、散歩しながら2人に話した。