自分の部屋に入ってカーテンを開ける。

類はまだ帰ってきてないみたい。

仕方ないから、部屋の掃除をしながら帰りを待つ。

すると類の部屋に電気が着いたから、腕を伸ばして窓をコンコンと叩いた。

しばらくして窓が開いて類が顔をのぞかせた。

憂いがある表情になぜか色気があって、なんか直視できない。



「類、落ち込んでるって聞いたけど大丈夫?」



本当に類?ウザさがなかったらただの美青年なんだけど。

しかも類に話しかけたのは久々すぎて緊張する。

でも、話しかけたのに返答はなし。

まさかの無視?そう思ったけど、類は口を開いた。