5分後、校内の駐車場に、結構ゴツめなワンボックスの車が現れた。
え、これじゃないよね。
あのふわふわした雰囲気に類ママには似合わない。
と思ったら後部座席のドアが開いて「ゆらー!助手席乗って〜」と類が手を振っている。
これお母さんの車なんだ!なんか意外だった。
「ありがとうございます、お願いします」
「いいえ〜、近くにいてよかった」
「えー、オレにも感謝して」
「ありがとう……え、なんで植物抱えてるの?」
助手席に乗って後ろを見たら、後部座席は類が座ってるところ以外フラットになって座席がなかった。
そして類はなぜか鉢植えを抱えている。
「ああ、これね。ゆらちゃんのお母さんに注文してもらったアナベル。
でも今日帰りが遅くなるみたいやけん、ゆらちゃんに渡しておこうかなって」
「ああ、庭を可愛くしたいから、アジサイ頼んだとか言ってたような」
「でしょ?この品種すごい可愛いの、おすすめ」
そういえば類ママはお花屋さんだった。
なるほど、配達とか仕入れとかあるから、この大きい車なんだ。
え、これじゃないよね。
あのふわふわした雰囲気に類ママには似合わない。
と思ったら後部座席のドアが開いて「ゆらー!助手席乗って〜」と類が手を振っている。
これお母さんの車なんだ!なんか意外だった。
「ありがとうございます、お願いします」
「いいえ〜、近くにいてよかった」
「えー、オレにも感謝して」
「ありがとう……え、なんで植物抱えてるの?」
助手席に乗って後ろを見たら、後部座席は類が座ってるところ以外フラットになって座席がなかった。
そして類はなぜか鉢植えを抱えている。
「ああ、これね。ゆらちゃんのお母さんに注文してもらったアナベル。
でも今日帰りが遅くなるみたいやけん、ゆらちゃんに渡しておこうかなって」
「ああ、庭を可愛くしたいから、アジサイ頼んだとか言ってたような」
「でしょ?この品種すごい可愛いの、おすすめ」
そういえば類ママはお花屋さんだった。
なるほど、配達とか仕入れとかあるから、この大きい車なんだ。



