『先輩、起きてッ!』



「…んー。」



寝起きの先輩!



シャッターチャンスだねッ



パシャ



「ぁあ!今、写真撮っただろ!?」



眩しいのか、まだ目がちゃんと開いてないよ!



『だって…ねぇ?』



カワィィ何て言えないよッ



「もぅ…慣れたよ。」



先輩は困ったように笑い、私の頭をクシャクシャに撫でる。



『…先輩!おはよー。』



「ん、おはよう。」



二人の一日が始まる。