-学校-
「お!勇樹、おはよう」

「おはよう」今、俺が挨拶したのは同級生の秋多奏多秋多奏多(あきたそうた)

「あれ?今日も2人で仲良く登校ですか?」
奏多は俺が先輩と居るとこうやって茶化してくる。

先輩も俺も「やめてよ〜笑」なんて言うけど俺は、嬉しい。

だって、先輩が本当にそう思ってても少しは意識してくれたらいいなって思うから。


「今日は部活来るの?」

「ああ、行きますよ」俺はバスケ部で先輩はバスケ部のマネージャー。

先輩は、あと1ヶ月でいなくなってしまうから。

最後の1ヶ月、悔いが無いように過ごしたい。


-放課後-
「そっちガードまわって〜」「こっちパス!」

騒がしく声がするコート。
俺もそこに混じりゴールを狙う。

「勇樹!シュート!」
先輩からもらったパスをシュートへと投げる

「ナイスシュート!」俺のボールはリングに入った。


「流石だね!勇樹、1年でエース候補に挙げら         れるだけあるね」

「でしょ!」といって先輩にむけてピースすると、先輩もピースしてくれた。



「先輩、大学どこいくんですか?」

「ん…まだ決まってないんだよね。」

先輩がの卒業はすぐそこに迫っている。