空色高校。
有名な名門校の門を今日も星南 羽菜(せいなん はな)
くぐり抜けた。

この学校に、憧れの先輩がいるかもしれない!

羽菜は中学生の頃からの憧れである
白銀 黒(しろがね くろ)先輩と
八雲 蒼生(やぐも あお)先輩を追って
この高校に入学したのだ。

羽菜がこの空色高校に入学してからもうすぐ1週間が過ぎる。

黒先輩と蒼生先輩は三年生なんだよね!
だから生徒会かな?

ちょっと生徒会室に行ってみよう。
羽菜は生徒会室に向かう。

すると、生徒会室のドアの前にお団子頭の女の子が居るのに気がついた。

誰?

私は話かけてみた。

羽菜
「あの…どうしたの?」

するとその女の子は振り向き言った。

???
「うざっ」


は?!えっっ?!

えっっっっ??

うざって何!

羽菜
「うざって何ですか?!あなた誰!何してるの??」


「葵…海北(うみきた)…葵」

羽菜
「葵…ちゃん??」


「せーとかいに入りたいんだけどーあんたには関係ないでしょ」

はあ?なにその生意気な態度っ!

ムカつく!!

羽菜
「関係あるっ!私も生徒会に入るの!」

そう私が言うと葵って人は、軽蔑の眼差しを向けた。


「うげーっあんたといっしょかよ」

羽菜
「こっちのセリフだよっ!」

最悪。中学のときはこんなじゃなかったのに!!