涼やかな風




「おはよう。奈々、澪」


私は言った。


「ん?紗和なんかあった??」


澪は即座に言った。



「え?」



「絶対なんかあったでしょ!
すぐ分かっちゃうんだから!ね、奈々!!」


澪は言った。



「当たり前じゃん!
あたしと澪は紗和の親友だよ??」



奈々は明るく言った。