そしてあたし達は授業をサボり、屋上へ来た。 「風気持ちいいなぁ。」 「そうだねぇ…」 「……で…どうしたん? 何か悩んでるんやろ? うちでよかったら なんでも聞くで?」 奈々チャン…………… いつもありがとう! 「あの……… 恋の相談なんだけど…」 あたしは思い切って言い出した。