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　　　　　重要機密事案報告書


　　　　　No.＊＊＊5


　　　　　件名：本国諜報員の逃走とその処置について

　　　　　作成者：＊＊＊　＊＊＊＊
　　　　　作成日：2022.3.26

　　　　　報告内容


　　　　　2022.3.25 PM11:38、＊＊県＊＊市＊＊町付近で任務中の
　　　　　コードナンバー815　ｶﾐｶｾﾞ　による任務対象及びそれに
　　　　　関連するもの以外への発砲を確認。
　　　　　司令室は対象者に直ちに発砲を止めるよう通信を試みるも
　　　　　通信が切断されていたため失敗。数分後、任務を終えた
　　　　　対象者を捕縛するため別の諜報員が向かったところ、
　　　　　対象者が発砲。諜報員が被弾し、重症を負った。

　　　　　その後対象者はタイムスリップシステムを使用し逃走を
　　　　　図ったもよう。逃走先の時代、国はランダムモード及び
　　　　　モザイクシステムの使用により現在不明。
　　　　　解析班が解析を行っており、およそ三ヶ月後には判明する
　　　　　見通しである。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　以上



　　　　　追加事項

　　　　　本部対策室では コードナンバー815　ｶﾐｶｾﾞ　を
　　　　　”重要規律違反容疑者”として手配。発見次第、早急に
　　　　　報告及び捕縛することを徹底する。

　　　　　2022.3.26 AM10:29
　　　　　追記者：本部対策室　室長
　　　　　　　　　　　　桜牙　正志