幼馴染大和君の執着愛~俺の最愛の番~

少しつり眼がちな瞳、すっと通った鼻筋に程よい厚さの唇
男の子なのに肌はつやつやで少し日焼けした肌が妙に色気があるって思う
そんな彼、大和君があたしに信じられない言葉を投げかける
あたし・・・・黙って引っ越しちゃったのに
突然大和君から何も言わずに仙台に来ちゃったのに・・・・


そんな言葉・・・・・
そんな台詞言われたらあたし勘違いしちゃうよ
あたしのことを好きなんじゃないか?
大和君はあたしのこと・・・・・


「そんな顔すんな・・・・」

すると突然ちゅっと額に唇が触れた
ほんの少し触れただけなのに妙に熱く感じる
色々聞かされて動揺しまくりなのに・・・・こんなことされたらどうしたらいいのかわかんない!!


「と・・・・・突然前触れもなくキスするの辞めて」

「ふっ、じゃあ前もって言ったらいいんだ?」

「そ、そんなの・・・・・」

「ももちゃん顔真っ赤だよ、可愛い「和希さんからかうのは無し!!」


「からかってないよ可愛いから可愛いって言っただけ、それに番を得た竜族の男はこれくらいのスキンシップ当たり前だからももちゃん覚悟しといたほうがいいよ」



「か・・・覚悟?「そうだな、こいつの言うとおりだ・・・・まあキスなんて挨拶替わりだしな」



なんだか聞き捨てならない言葉が聞こえて来たけど・・・・
キスが挨拶替わり?!ここ日本なんですけど?ってつっこみたくなるのを我慢した
だって大和君に勝てる気がしないから・・・・
まあ、色々あったけどそれからあたし達三人はあたしの服を何着か買って夕方にはバイバイした、だってあたしおばあちゃんと夕飯作る約束してたし
何着か買ってもらった服は全て大和君が買ってくれたからお礼に夕飯をって言ったんだけど彼はあたしを自宅まで送ると忙しいのかすぐ帰るみたい


「じゃあな・・・・ばあちゃんとお母さんによろしくな」

「あ、うん今日はありがと」


「ふっ、俺が無理やりついてきた感じだったけどな」


「でも、沢山服買ってもらっちゃったし・・・・よかった、本当にありがと」


「いやいいんだそんなこと・・・・・それよりお前ばあちゃんとか母さんから何か聞いてねえのか?俺の事「へ・・・・?何が?」


「いや、聞いてねえんならいいんだじゃあな」


なんだろ・・・・何か大和君のことでお母さんたちとあったのかな?
まあいいや何かあったら話してくれるよね
軽く考えていたあたし、含みのある言い方をしていた大和君をこの時もっと突っ込んで聞くべきだったと思う