大和side
「は?辞めた?あいつが?」
「あれ?大和知らなかったの?もう4~5日経つけど」
空き教室で麗華と一緒に会話していると何気なく百花の話題になった
この頃あいつの弁当が届かない、そういえば姿を見ない
そんな話になった、その時の俺の反応がこれ
いや・・・・でも、驚くだろ普通
辞めたって嘘だろ
「もうマンションも引っ越したって聞いたけど」
「はあ?」
「そんなに驚くこと?」
「驚くに決まってるだろ、あいつ俺に何にも言わずに出ていきやがって・・・・
お前このこと知ってたのかよ」
「知らないわよ!あたしだってつい最近聞いたばっかりだし」
「ってか、そんなに驚くこと?あんな女どうでもいいじゃない」
「お前・・・・あんな女ってその言い方はねえだろ」
「気に障ったのなら謝るけどあたしああいう感じの女あんまり好きじゃないのよねそれよりもうすぐ大和の誕生日でしょ?ふたりでお祝いしない?ケーキとかも予約しとくし」
「あ?俺が甘いもの苦手なの知っててそんなこと言ってんのか?勝手に決めんなよ
俺は色々忙しいんだよ、もうガキじゃねえんだし誕生祝ってウザすぎる」
俺は引っ付いてうるさい麗華に正直辟易していた
こいつは俺の従兄弟にあたる女
親父から面倒を見てやれと言われたため仕方なく一緒にいる
昔から少し身体が弱かったため甘やかされて育っているためかかなりこいつは女王様気質だ
でも、竜族に連なる女だからか身体が弱いと言ってもこいつはほっといても大丈夫なんじゃないかって時折思ったりするがこいつの親父はかなり面倒くさいやつだから俺は反抗をしないで黙って面倒を見ている
でもこの頃は輪をかけてうるさいというかうっとおしい
それになによりこの頃はスキンシップが妙に激しい
多分これは俺がもうすぐ18歳になるためだ
ここ最近の麗華の口癖がある
「わたしが大和の番よ」
その言葉だ、何度この言葉を聞いたことか・・・
俺からすれば何を根拠にそんなこと言ってんだって思う
誕生日を迎えると感覚が鋭くなって番が判りやすくなるって言われているけど
現時点で麗華からは何も感じられない
俺は本当に番に逢うことが出来るんだろうか・・・・
「は?辞めた?あいつが?」
「あれ?大和知らなかったの?もう4~5日経つけど」
空き教室で麗華と一緒に会話していると何気なく百花の話題になった
この頃あいつの弁当が届かない、そういえば姿を見ない
そんな話になった、その時の俺の反応がこれ
いや・・・・でも、驚くだろ普通
辞めたって嘘だろ
「もうマンションも引っ越したって聞いたけど」
「はあ?」
「そんなに驚くこと?」
「驚くに決まってるだろ、あいつ俺に何にも言わずに出ていきやがって・・・・
お前このこと知ってたのかよ」
「知らないわよ!あたしだってつい最近聞いたばっかりだし」
「ってか、そんなに驚くこと?あんな女どうでもいいじゃない」
「お前・・・・あんな女ってその言い方はねえだろ」
「気に障ったのなら謝るけどあたしああいう感じの女あんまり好きじゃないのよねそれよりもうすぐ大和の誕生日でしょ?ふたりでお祝いしない?ケーキとかも予約しとくし」
「あ?俺が甘いもの苦手なの知っててそんなこと言ってんのか?勝手に決めんなよ
俺は色々忙しいんだよ、もうガキじゃねえんだし誕生祝ってウザすぎる」
俺は引っ付いてうるさい麗華に正直辟易していた
こいつは俺の従兄弟にあたる女
親父から面倒を見てやれと言われたため仕方なく一緒にいる
昔から少し身体が弱かったため甘やかされて育っているためかかなりこいつは女王様気質だ
でも、竜族に連なる女だからか身体が弱いと言ってもこいつはほっといても大丈夫なんじゃないかって時折思ったりするがこいつの親父はかなり面倒くさいやつだから俺は反抗をしないで黙って面倒を見ている
でもこの頃は輪をかけてうるさいというかうっとおしい
それになによりこの頃はスキンシップが妙に激しい
多分これは俺がもうすぐ18歳になるためだ
ここ最近の麗華の口癖がある
「わたしが大和の番よ」
その言葉だ、何度この言葉を聞いたことか・・・
俺からすれば何を根拠にそんなこと言ってんだって思う
誕生日を迎えると感覚が鋭くなって番が判りやすくなるって言われているけど
現時点で麗華からは何も感じられない
俺は本当に番に逢うことが出来るんだろうか・・・・


