「どうぞ奏さん。私が持ち上げている間に、桃を狩って下さい」
「ちょ、ちょちょちょ。何やってるの瑠璃華さん!?」
「?奏さんを持ち上げています」
「はず、恥ずかしいから降ろして!皆見てるから!」
と、奏さんは赤面して叫びました。
皆が見ている…?
「人気者の証ですね」
「何でちょっと嬉しそうなの!?」
「早く桃を狩り…あ、成程、これは小さいですからね。ちょっと移動しますね」
と、私は言いながら、奏さんを抱えたまま移動しました。
「どれが良いですか?右でも左でも指示してください」
「いや、大丈夫だから!降ろして!」
「あ、ほらあっちの方が大きいですよ。行きましょうか」
「あぁぁぁめっちゃ恥ずかしい!」
と、奏さんはきゃんきゃん喚いていました。
きっと、初めての桃狩りに興奮しているのですね。
そういうこともあります。
「どうぞ、お好きな桃を狩ってください」
「分かった。狩る狩る!狩るから降ろして!」
「狩ってから言ってください」
と、私は言いました。
すると。
「うぅ…。女の子に抱えられて桃狩りなんてやってるの、俺くらいだろうな…」
と、奏さんは言いながら、桃をチョキンと切りました。
ぽてん。
よし、狩れましたね。
私は、奏さんを車椅子に戻しました。
「お疲れ様でした。楽しかったですか?」
「…うん…。楽しかったって言うか…恥ずかしかったよ…」
と、奏さんは顔を押さえて言いました。
「自分で収穫した桃は格別ですよ」
「…そうだね…」
と、奏さんは言いました。
奏さんが桃狩りを楽しんでくださって、本当に良かったです。
一緒に遠足に来た甲斐がありますね。
「お土産に、いくつか持って帰って良いそうですから。琥珀さんや碧衣さん、それから久露花局長の分も、収穫するとしましょう」
「…うん…」
「奏さんも、お土産分の収穫をしますか?もう一度持ち上げ、」
「あぁぁ俺はもう良い!もう良いから!お土産持って帰る相手もいないし!大丈夫!間に合ってます!」
と、奏さんは物凄い勢いで遠慮しました。
奏さんは謙虚ですね。
では、私は遠慮なく。
お土産分の桃も、収穫するとしましょう。
「ちょ、ちょちょちょ。何やってるの瑠璃華さん!?」
「?奏さんを持ち上げています」
「はず、恥ずかしいから降ろして!皆見てるから!」
と、奏さんは赤面して叫びました。
皆が見ている…?
「人気者の証ですね」
「何でちょっと嬉しそうなの!?」
「早く桃を狩り…あ、成程、これは小さいですからね。ちょっと移動しますね」
と、私は言いながら、奏さんを抱えたまま移動しました。
「どれが良いですか?右でも左でも指示してください」
「いや、大丈夫だから!降ろして!」
「あ、ほらあっちの方が大きいですよ。行きましょうか」
「あぁぁぁめっちゃ恥ずかしい!」
と、奏さんはきゃんきゃん喚いていました。
きっと、初めての桃狩りに興奮しているのですね。
そういうこともあります。
「どうぞ、お好きな桃を狩ってください」
「分かった。狩る狩る!狩るから降ろして!」
「狩ってから言ってください」
と、私は言いました。
すると。
「うぅ…。女の子に抱えられて桃狩りなんてやってるの、俺くらいだろうな…」
と、奏さんは言いながら、桃をチョキンと切りました。
ぽてん。
よし、狩れましたね。
私は、奏さんを車椅子に戻しました。
「お疲れ様でした。楽しかったですか?」
「…うん…。楽しかったって言うか…恥ずかしかったよ…」
と、奏さんは顔を押さえて言いました。
「自分で収穫した桃は格別ですよ」
「…そうだね…」
と、奏さんは言いました。
奏さんが桃狩りを楽しんでくださって、本当に良かったです。
一緒に遠足に来た甲斐がありますね。
「お土産に、いくつか持って帰って良いそうですから。琥珀さんや碧衣さん、それから久露花局長の分も、収穫するとしましょう」
「…うん…」
「奏さんも、お土産分の収穫をしますか?もう一度持ち上げ、」
「あぁぁ俺はもう良い!もう良いから!お土産持って帰る相手もいないし!大丈夫!間に合ってます!」
と、奏さんは物凄い勢いで遠慮しました。
奏さんは謙虚ですね。
では、私は遠慮なく。
お土産分の桃も、収穫するとしましょう。


