「ごめんね、瑠璃華さん…」
と、奏さんはホームルームが終わるなり、私のもとに来て言いました。
いきなり、一体何の謝罪でしょう。
「どうしましたか?」
「いや、どうって…。遠足のこと…」
と、奏さんは呟きました。
遠足?
「遠足がどうかしました?」
「…こういうこと、瑠璃華さんは全然気にしないからなぁ…。良い人だよ」
と、奏さんは言いました。
私は人ではなく、アンドロイドですので。
良いアンドロイド、と言ってください。
「ご安心ください。例え行き先がエベレストでも、キラウエア火山でも、奏さんを連れていきますから」
「うん、ありがとう。でもその二つは絶対有り得ないからね。そもそも、候補に入ってなかったでしょ…」
と、奏さんは呟きました。
「大船に乗ったつもりで、どんと構えていてくださいね」
「…ちょっと不安の残る船だけど、うん。乗るよ…」
と、奏さんは心許なさそうに言いました。
私に心はありませんが、心外です。
と、奏さんはホームルームが終わるなり、私のもとに来て言いました。
いきなり、一体何の謝罪でしょう。
「どうしましたか?」
「いや、どうって…。遠足のこと…」
と、奏さんは呟きました。
遠足?
「遠足がどうかしました?」
「…こういうこと、瑠璃華さんは全然気にしないからなぁ…。良い人だよ」
と、奏さんは言いました。
私は人ではなく、アンドロイドですので。
良いアンドロイド、と言ってください。
「ご安心ください。例え行き先がエベレストでも、キラウエア火山でも、奏さんを連れていきますから」
「うん、ありがとう。でもその二つは絶対有り得ないからね。そもそも、候補に入ってなかったでしょ…」
と、奏さんは呟きました。
「大船に乗ったつもりで、どんと構えていてくださいね」
「…ちょっと不安の残る船だけど、うん。乗るよ…」
と、奏さんは心許なさそうに言いました。
私に心はありませんが、心外です。


