「…大丈夫ですか?」
と、私は尋ねました。
何か不思議なものでも見えたのでしょうか。
「び、びっくりし…。びっくりした…」
と、奏さんは言いました。
そうですか。
驚かせるつもりはなかったんですが。
「どうですか?私のキャラ弁は」
「そ…その…。何なの?その…キャラクターは」
「『オシイレノタタリ』という、有名なホラー映画に出てくるキャラクターですね」
と、私は言いました。
どうでしょう。
有名キャラクターですから、皆さん分かってくれたことだと思います。
「…何でホラー映画のキャラクター…?本に載ってたの…?」
「いえ、本に載っていたのは、ハロウィンの日におすすめの、おばけキャラ弁でした」
「そっちにすれば良かったのに…」
「でも、そちらだと在り来りかと思いまして…」
「在り来たりの方が良かったよ…。何?その海苔…」
と、奏さんは聞きました。
海苔?
「髪の毛を現しています」
「その…潰した赤いトマトは?」
「血の再現ですね」
「…恐ろしい…」
と、奏さんは呟きました。
「原作を再現する為に、スライスチーズと海苔、ゴマを使って、押し入れを作ってみました。どうですか?」
「うん…。言われてみれば、押し入れに見えるね…しかも、そこから手が出てる…」
「はい。これも原作再現です。手はこんにゃくで作りました」
「…無駄に手が込んでる…」
「キャラ弁ですからね」
と、私は答えました。
キャラ弁とは、手の込んだお弁当と相場は決まっています。
初めてにしては、なかなか上手く出来たと自負しています。
「どうでしょう?奏さん」
「うん…。俺、瑠璃華さんの…そういう、何処かズレたところも含めて…努力家なのは、凄く良い長所だと思うよ…」
と、奏さんは言いました。
今回は、真顔ではなく、遠い目でした。
きっと、一緒に喜んでくれているのでしょう。
頑張って作った甲斐があったというものです。
と、私は尋ねました。
何か不思議なものでも見えたのでしょうか。
「び、びっくりし…。びっくりした…」
と、奏さんは言いました。
そうですか。
驚かせるつもりはなかったんですが。
「どうですか?私のキャラ弁は」
「そ…その…。何なの?その…キャラクターは」
「『オシイレノタタリ』という、有名なホラー映画に出てくるキャラクターですね」
と、私は言いました。
どうでしょう。
有名キャラクターですから、皆さん分かってくれたことだと思います。
「…何でホラー映画のキャラクター…?本に載ってたの…?」
「いえ、本に載っていたのは、ハロウィンの日におすすめの、おばけキャラ弁でした」
「そっちにすれば良かったのに…」
「でも、そちらだと在り来りかと思いまして…」
「在り来たりの方が良かったよ…。何?その海苔…」
と、奏さんは聞きました。
海苔?
「髪の毛を現しています」
「その…潰した赤いトマトは?」
「血の再現ですね」
「…恐ろしい…」
と、奏さんは呟きました。
「原作を再現する為に、スライスチーズと海苔、ゴマを使って、押し入れを作ってみました。どうですか?」
「うん…。言われてみれば、押し入れに見えるね…しかも、そこから手が出てる…」
「はい。これも原作再現です。手はこんにゃくで作りました」
「…無駄に手が込んでる…」
「キャラ弁ですからね」
と、私は答えました。
キャラ弁とは、手の込んだお弁当と相場は決まっています。
初めてにしては、なかなか上手く出来たと自負しています。
「どうでしょう?奏さん」
「うん…。俺、瑠璃華さんの…そういう、何処かズレたところも含めて…努力家なのは、凄く良い長所だと思うよ…」
と、奏さんは言いました。
今回は、真顔ではなく、遠い目でした。
きっと、一緒に喜んでくれているのでしょう。
頑張って作った甲斐があったというものです。


