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(華ちゃん)
まぁ、たい良ったらひどいわ!!
……でも平気よ!5年後も10年後も、ずっと一生、たい良にあきることなんてないから、安心してちょうだい(うさぎキラキラ)
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「泰良、めっちゃ顔赤いけどどうしたん?」
「……見んな」
苦し紛れの言い訳も結局はバレバレなわけで。どんなに否定したとこで、俺の知らないところで、華花によって完全に外堀を埋められているんだ。
───赤司に聞いたわ!付き合ってやってるなんて言って酷いわ!!
──ふふ、泰良ったら照れてるのね?
頬を膨らませて文句を言いに来る華花。
笑ってプラスに捉える華花。どっちも想像できちまうし、それすら愛おしいと思ってしまう。(※泰良の妄想)
ったく、なんだよ。5年後も10年後も、一生、俺に飽きることないとか。
「泰良、今度はニヤけ過ぎ」
「……うるせー、」
まぁ、俺もきっと一生、華花に飽きる気がしねーけど。
──お嬢様は何でも知っている!?──



