そんな、ある日、毎日耐えていた、奈緒だったがだんだん、学校に、行くのが、おっくうになり、遅刻ばかりするようになった。その日の放課後! 奈緒は、担任の先生の 酒井美和子先生に、呼ばれた!「なんで、遅刻ばっかりするの?」 奈緒は、言えなかった…言うといじめが、酷くなるだろう…今は、シカトだけで済んでいるが、それじゃ済まないのかも、知れない…だから、言えなかった…「まあ いいわ 明日は、遅れちゃだめよ!」 奈緒は、気が、重くって仕方ないのだった… なんで、こんな事に、なるんだろ!ただ、保母さんになりたいだけなのにだから、頑張って、この学校に、通っているのに次の朝、やっぱり、学校行きたくなくって、結局遅れてしまった。 怒られる…そう思ったら奈緒は、学校とは、反対のバスに、乗っていた。そのバスは、有明海の海に、向かうバスだった。