「流生君!」

俺の名前を笑顔で呼んでくれた君は、もういない

桜のように消えていった

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「愛楽先輩!起きてください!」

「あとちょっと~」

「合奏始まりますよ」

みなさんこんにちは

俺は北沢流生、高校1年生

吹奏楽部でサックスを吹いている

男子が吹奏楽?と思うかもしれない

俺も最初はそうだった

でも、愛楽先輩に出会って変わった

愛楽先輩とは、俺の目の前にいる先輩

そして、俺の好きな人

一ノ瀬愛楽先輩、

俺よりも1つ年上だ

フルートを吹いいる

先輩には春に出会った