「・・・はぁ、すみません・・・」
むくり、と起き上がりながら鼻を擦る弘人に、姫香は手を差し出す。
「さあ、中へお入りなさいませ!これが・・・」
ドアを大きく全開にして、姫香は誇らしげな笑みを浮かべる。
「これが、陽琉高等学園生徒会ですわ!!」
「わぁ・・・!!」
そこに現れた光景に、弘人は瞳を輝かせる。
教室の三倍はあるであろう大きな部屋に、赤い絨毯が敷かれている。
その絨毯の下は大理石で出来ており、そこら中に高価なアンティークやら宝石やらが飾っている。
そして中央にある大きく立派なテーブルとソファに、数人の男女がいた。
「わぁ!君がヒロト君!?」
最初に口を開いたのは、ソファに座りながらお菓子をつまんでいた少女で、弘人より少し明るい茶色の髪をショートカットにしている少女だった。
「初めまして!あたしは2年の
日向 好葉!(ひむかい このは)
生徒会書記担当です!」
次に口を開いたのは、その隣で書類を片手にコーヒーを飲んでいた少年だった。
黒く長い髪を首の後ろで低く結んでいる、端正な顔立ちの少年だ。
「ども。俺は同じく2年で
結城 凛(ゆうき りん)。
生徒会会計やってる」
その次に手を上げたのは、2人の少女だった。
栗色の髪に軽いウェーブがかかった少女で、一人は制服のリボンをネクタイにして着用している。
その2人は、体型も顔もそっくりだった。
「初めまして~。私は3年の霧宮(きりみや)ほとりです」
「初めまして~。私も3年の霧宮(きりみや)ほたるです」
リボンの方がほとり、ネクタイの方がほたる・・・ということらしい。
2人して弘人ににっこりと微笑むと、
「「よろしくね~」」と声を揃えながら挨拶した。
「ちなみに2人は双子。役職は2人揃って副会長」
へにゃん、と微笑む2人の横から凛がそう教えてくれ、弘人は頷いた。
むくり、と起き上がりながら鼻を擦る弘人に、姫香は手を差し出す。
「さあ、中へお入りなさいませ!これが・・・」
ドアを大きく全開にして、姫香は誇らしげな笑みを浮かべる。
「これが、陽琉高等学園生徒会ですわ!!」
「わぁ・・・!!」
そこに現れた光景に、弘人は瞳を輝かせる。
教室の三倍はあるであろう大きな部屋に、赤い絨毯が敷かれている。
その絨毯の下は大理石で出来ており、そこら中に高価なアンティークやら宝石やらが飾っている。
そして中央にある大きく立派なテーブルとソファに、数人の男女がいた。
「わぁ!君がヒロト君!?」
最初に口を開いたのは、ソファに座りながらお菓子をつまんでいた少女で、弘人より少し明るい茶色の髪をショートカットにしている少女だった。
「初めまして!あたしは2年の
日向 好葉!(ひむかい このは)
生徒会書記担当です!」
次に口を開いたのは、その隣で書類を片手にコーヒーを飲んでいた少年だった。
黒く長い髪を首の後ろで低く結んでいる、端正な顔立ちの少年だ。
「ども。俺は同じく2年で
結城 凛(ゆうき りん)。
生徒会会計やってる」
その次に手を上げたのは、2人の少女だった。
栗色の髪に軽いウェーブがかかった少女で、一人は制服のリボンをネクタイにして着用している。
その2人は、体型も顔もそっくりだった。
「初めまして~。私は3年の霧宮(きりみや)ほとりです」
「初めまして~。私も3年の霧宮(きりみや)ほたるです」
リボンの方がほとり、ネクタイの方がほたる・・・ということらしい。
2人して弘人ににっこりと微笑むと、
「「よろしくね~」」と声を揃えながら挨拶した。
「ちなみに2人は双子。役職は2人揃って副会長」
へにゃん、と微笑む2人の横から凛がそう教えてくれ、弘人は頷いた。