暖かな日が差す春を感じる休日。
 小さな町の一軒の家から楽しい鼻歌が二つ重なって聞こえてきます。
 そこでは二匹の小熊がサンドイッチを作っていました。
 「お姉ちゃん!このパンにはクリームといちご入れない?」少し小さいピンク色の小熊が言いました。
 「いいじゃん!パール天才!」もう一匹の茶色い小熊が言います。
 パールと呼ばれた小熊は照れながら「もーお姉ちゃんったら大袈裟だよぉ」と笑います。