そして…莱斗にも…報告する。

莱斗に電話をする私。


「莱斗…あのね…」

すると莱斗から

とんでもない言葉が聞こえてきた。

「アイツ…死んでなかったんだな。」

え…


何で…?

「何でそんなこと言うの?!」

「あれ?亜美気付かなかったの?

俺だよ。アイツの撮影の時偽物と本物すり替えたの。


でもお前が助けるなんてのは予想外。
お前、前から血とか嫌いとか言ってたくせに。


アイツの為なら何でもできるんだな。

俺には…俺の告白には何も応えてくれなかったくせに


アイツとお前が幸せになるのが許せない。」