「あっ!!あのね?莱斗びっくりすると思うんだけどぉー!私女優のスカウトされちゃったっ☆」

そう言いながらソファーに座っている莱斗の顔を覗き込む。

その顔はすごく寂しそうな顔だった――・・・


「喜んでくれないのぉー??ちぇーっ!」


「ウソだろ…亜美。

お前そんなのにキョーミねぇって…いったじゃねぇか……っ…!」


嘘……

泣いてる――?!