「わ…」
私が言おうとした時

千秋君が遮って言葉を発した。

「僕は別にそう思われても構いませんけど。」

えっ…?!

ええええええええええ?!!!!!!

「ち…千秋君ッ!!!!!!」

「え?あ…ごめん。嫌だった?」

「…べ、別に嫌とかじゃないけど!!!秋羽さん困ると思う…っ…!」

「びっくりしたわ。千秋君が冗談なんていう人とは思っていなかったから。」

秋羽さんが千秋君に言う。

「冗談…?僕は冗談なんか言う男ではないですよ?」

「「えええ?!!」」

私と秋羽さんの声が揃う。


「プッ…!おっかしいなぁっ!僕だって恋くらいしますよ??人間ですから。
あっ…家の近くなんで。秋羽さんどうもありがとう。
じゃあね?僕の亜美。」

「・・・////」

私だって…千秋君とそういう関係になれたらなって
テレビ画面の君を見ながらそう思ったことある。

けど…今は一女優と一俳優。

2人とも有名になりすぎた…って私は有名じゃないけど千秋君に迷惑かかるしっ!!!