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――――・・ ・ ・    …




「…み!!あみ!!亜美っ!!!」



お母さんの声が聞こえる……




「んんん……ここ……どこ…?」



眼を開けるとそこは廃屋じゃなくて、天井と


そして、お母さんの心配そうな顔…




「よかった………。

ここは、病院よ…

それと………亜美……言いにくいんだけどね……?




落ち着いて……聞いてね………?」


お母さんが今までにないくらい、真剣な顔つきで



私にそう言った。


まさか……蓮が…?



「ねぇ!!蓮がどうかしたの?!」


「蓮君は…大丈夫よ。軽傷で済んだわ……


でも……亜美の……







赤ちゃんが……亡くなってしまったの………」









う……そ……







ど…うし…て……






「う…そ…よね…?…どうしっ……うわぁぁぁぁっ………っ……赤ちゃん…赤ちゃんには何の罪もないのにっ……!!」


私は、苛立った。


…あの、男たちに…



そして、何より……




赤ちゃんを守ってあげられなかった…自分自身に。





赤ちゃん………ごめんなさい……



産んであげられなくて…ごめんなさい…。





そして、こんな私を選んでくれてありがとう…





安らかに……眠ってください…



愛しの…赤ちゃん……







その日、私は……






赤ちゃんを失った悲しみで…




一日中、涙を流し続けた……。