ど…どうしよう…


結局あのまま、蓮は部屋にあがりこんでしまい




今はというと………


リビングのソファで…




くつろいでます。。。


「…あのっ…何か飲みます…?」


「…じゃあ、俺が持ってくるわ。」

「あっ…そんな!!私運びますから!!」

「ええてええて。」

……蓮はそう言って


ソファからすっと立ち上がり、キッチンへ向かうと


…あのオレンジの冷蔵庫に手をかけようとした…その時、私は…叫んだ…


「やめてっ!!!!!!!触らないで!!!!!!」


「えっ?」


「……蓮に、触れて欲しくない…



それに……私、もう…あなたに触れられない……」



触れることさえ許されない。

麗香さんを悲しませたくない。


麗香さんを苦しめたくない…




蓮を…



蓮を、これ以上辛くさせたくない…


「何で…やねん…?」


「……私、蓮の事、好きでも何でもないから…それに…」


「それに?」

言うんだ…私…!


私は蓮の眼を見据えてはっきり言った。