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「えっとぉ…どちら様ですか?」

さすがに知らない人に送って貰うのは申し訳ない…
あっ、さっきの綺麗な人達だ

「あぁん?お前まだ名前も言ってなかったのかよ…。はぁ…あんな啖呵切っておいて…」

バツが悪そうに顔をしかめ

「改めて、俺は己龍 煌雅。で、後ろにいる無表情が九重 陸。いかにもうるさそうな奴が桐谷 空だ。よろしく。」

「九重です。」

「うるさくないわっ!」

「呉羽 花楓と言います。こちらこそよろしくお願いします。」

「へぇ〜、かえでちゃんって言うか。可愛いねぇ〜。」

「花楓、コイツは無視していいぞ」

ドキッ/////
あまり男性に呼び捨てて言われたことないから、ドキドキする…
マスターはもうずーとなので慣れました笑

「いやいや、酷くないっ!?」

「わりーな花楓。今日はちょっと抜けれねぇんだわ。あいつらうるせーけど、みんな良い奴だから大丈夫だ。まぁ、何かあればすぐ店に来い。俺がアイツらを絞めてやるからよ」

「分かりました。マスターが大丈夫って言うなら私は大丈夫です。
あの、よろしくお願いします。」