〇〇side

今日は特別な日でこの間からずっと大変だった。家にいるのは少し疲れたから、響さんのBARに来た。まぁ、こいつらもここだったら多少気が楽になるだろうしな。

ほんといつぶりだろう。ここ数年は行ってなかったな。

―カランカラン

店に入った時、とても綺麗で可愛らしい人がいた。綺麗だけどどこか幼い儚げな感じのある。胸がギュッとなった。うん?なんだ?

とりあえず、響さんに挨拶をして2人には自由にするように言った。

しかし朝から挨拶回りはさすがに疲れたな。
顔には出さないけど。
まぁ、あいつらにはバレているだろうが。

声をかけてきた。さっきの綺麗で可愛いらしい人だ。疲れているように見えるといい、飲み物を出してくれた。

あいつら以外にバレたことは無かったのに初めて…しかも会ったばかりの子にバレてしまった。

「ありがとう。美味しい」

そういうと彼女は花が咲いたように可愛らしく笑った。

うっ/////

可愛い。守りたい。一生見ていたい。俺のそばにいて欲しい。俺だけに笑顔を見せて欲しい。何だこの感情は……俺のものにしたい

好き、あぁ、これが…。

柄にもなく一目惚れしてしまった。