あなたとなら(仮)

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「わりぃ、怖がらせた。大丈夫か?」

「はい、あの、でも、少しだけギュッとしてくれませんか?」

「あぁ、いいよ」

抱きしめながら、頭も撫でてくれた。

「花楓、明日買い物に出かけよう。
ここで生活するのに必要なものを買いに。」

「いいんですか!?行きたいです!」

煌くんと買い物楽しみだな

「敬語になったら…お仕置だってこと覚えてるか」

煌雅は口角を上げ、微笑む

忘れてたわけじゃないけど、ついつい戻っちゃう…

唇が首元に触れ、何度もキスをする。

ん…/////くすぐったい…

「…んぁ/////」

チクッとした痛みが最後にあって、おもわず声が出た。

「煌く…」

―コンコン

「若、陸です」

「…チッ、毎回毎回なんでこのタイミングなんだ(ボソッ
なんだ」

うぅぅ/////あのまま続けてたらどうなってたんだろう

「例の件で話があります」

そう聞くと、煌雅の顔が真剣な顔になった。

例の件?仕事の話かな…
私はいない方がいいね

「分かった。少し待て。
花楓、今から俺は重要な話をしてくる。
その間、風呂にでも入っておくか?」

お風呂!入りたい!
こくこくと頷く。

「分かった。案内する。着替えは俺のを置いておくからそれを着てくれ。」