―チュンチュン

あ、さ?

あの後ずっとキスし続けて、私気絶しちゃったんだ…

だって!あんなキス初めてだったもん!
上手く息できないし、途中で息させて欲しいから己龍さんに何度もお願いしたのに

『逆効果だ』

って言われてそのまま…ずっと/////
もぅ!己龍さんのバカ!

って己龍さん?
あれ居ない?

部屋から出てもいいのかな?

どうしよう…
あ、まずはマスターに連絡しないと!

―プルルル、プルルル、プルル …

「花楓!大丈夫か!」

びっくりした〜

「心配かけてすみません…
すっかり元気になりましたので、大丈夫ですよ」

「そうか、良かった…
気づかなくて悪かったな」

「そんなことないですよ!
私も全然気づかなっかったので…」

私の方こそ申し訳ない…

「で、今も煌雅の家か?付き合ったのか」

「な、なんで!?/////」

「いやいや、普通にお前らを見てたら分かるわ。無意識かは知らねぇが、しょっちゅう煌雅の方ばっかり見てるからな」

うぅ/////恥ずかしい…/////

「私たち付き合ってるんでしょうか…」

「あ?なんでだ」

「好きって言いましたけど、付き合うとかは言われてないので…」

「ふーん、でも、アイツのこと好きなんだろ?」

「もちろん、大好きです」

「へぇー、誰を好きだって?」