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「…か…で、…えで…花楓!」

「っ!え!己龍さんっ!?
あ、私、ずっと寝てましたよね!?
すみません!本当にすみません…」

いっぱい泣いちゃった〜!
しかもそのまま寝てしまうなんて…!

「いや、いい。起こして悪かった。寝れてなかったんだろ?」

うぅ優しい…

「花楓、俺から話がある。」

コクコクッ
なんだろう?あらたまって…
すごく真剣な顔をして…

「俺と一緒にここで住まないか?」

…へっ?今…なんて?

「お前を守りたい。だから俺と一緒に住んで欲しい」

えぇぇぇ!!急展開すぎる!なにこれ?
ど、どーしよ!?

「ちょっとちょっと〜!若!
“俺と”じゃなくて“俺たちと”でしょうが!!」

だ、だれ??

己龍さんが小さく舌打ちをする

「勝手に話の中に入ってくんなよ、、空」

「いやいや、だって、この子にこの家の事ちゃんと話してないでしょ?“普通じゃないって”」

ゾクッ…
桐谷さんの表情が少し違う…
普通じゃないってなに…?

「……………分かってる。
花楓、俺たちは“ヤクザ”なんだ」

……へっ?