煌雅side
最近 花楓の様子がおかしい…
変にひきつった笑い方をしている。

今日こそ何があったか聞こうと、早く仕事を終わらせた。

「若〜そんなに花楓ちゃんに会いたいんですか〜?まぁ、可愛いですもんね〜」

チッ 可愛いとか言うな

「空、若をからかうなよ。」

「ハハッ。陸は堅いなぁ〜。陸気づいてる?若、花楓ちゃんに惚れてんだぜ?」

「…、気づいてる。普段女に興味無い若がこんなに熱心に彼女に会いに行っているからな」

「…お前ら気づいてたのか」

「「当然」」

チッ、少し腹が立ったが、花楓を見て落ち着こう。そんでちゃんと聞こうと思いBARのドアを開けた…が
俺が入ったとき、花楓が倒れかけていた

「花楓…!!!」

危ねぇ、ギリギリだった。もうちょっとで頭打つとこだった…

体熱いな…

「響さん、花楓多分熱があります。俺の家に連れていきますね。
ここじゃあどこも寝かせられないから」

「あぁ、構わねーよ。それより、わりー…
俺がもっと早く気づいていれば…」

「いえ、俺も分かっていたのに…。
陸、空 行くぞ」

「「承知」」

ごめんな…花楓…

「空、アイツを呼べ。」

「承知。こちらを優先させます。」