それから私がいる時はよくバイト先に来てくれて、毎日送ってくれた。

己龍さん私より5歳年上らしい。ほかの2人もだいたいそのくらいらしいの。

己龍さんにどんどん惹かれている私がいる。もう分かってる。これが恋だってことは…

でも、振られるのが怖くて、今の関係が楽しくて、壊したくないから告白しない…

毎日が己龍さんのおかげですっごく楽しい。

けど、最近悩みがある…


家に手紙と花が送られてくる

『最近やけに楽しいそうだね?でも、無理しているんだろう。私は知っているよ』

『今日も美しいね。早く私の愛に気づいてほしいな』

『バイトしているなんて知らなかったよ
僕もまだまだだな。もっと努力するよ』

そこからエスカレートし、学校の靴箱にまで

帰る時には足音がするの…

バイト帰りの時はいつも己龍さんが送ってくれるから大丈夫なんだけどね…



だめだめ、今はバイト中なんだから!
しっかり仕事しなきゃ…!

でも最近、まともに寝れてないから…
さすがにちょっとしんどくなってきたな…
マスターに頼んで休憩貰おう

あれ?

なんだ…か、フラフラする…
倒れる…

「花楓…!!!」

あれ?痛くない…暖か…い…

己龍…さん…?

そこで意識が途絶えた