「あ、あれ紗莉ちゃん似合いそう!見に行こ!」
デートっていうワードに緊張したけど、雅人くんは私の事を考えてかファッションビルに連れてきてくれて。ぐるぐる周りながら階を上がっていって緊張する間もなく楽しい時間が流れていく。今も4階のとあるブランド店でディスプレイされているお洋服を見て、楽しそうにはしゃいでる。もう本当に犬にしか見えない。尻尾をブンブン振り回して、はしゃいで楽しそうな犬しか見えない。そんな雅人くんの笑顔に釣られるように
「ふふ。入ろっか。」
と声を掛けると
「えー、紗莉ちゃん何で笑ってんの?」
と気になる様子。だってあまりにも楽しそうに言ってくれるんだもん。
「ううん。あ、じゃあせっかくだから雅人くんセレクトの服を試着してみよっかな?」
正直言うのは照れちゃうから上手く誤魔化して
「本当に?よし、気に入ってもらえるように真剣に選ぶ!!」
と嬉しそうに言って無い袖を捲るフリして店内にグングンと入っていった。
仕事では当店の取り扱うブランド服しか着れないけど、他ブランドでも可愛いのはいっぱいあるし、休日はブランドにこだわること無く好きなお洋服を着るからここのお洋服は私の好きなデザインが多いし、と思って言ったみたら予想以上に楽しんでくれるみたいで良かった。
デートっていうワードに緊張したけど、雅人くんは私の事を考えてかファッションビルに連れてきてくれて。ぐるぐる周りながら階を上がっていって緊張する間もなく楽しい時間が流れていく。今も4階のとあるブランド店でディスプレイされているお洋服を見て、楽しそうにはしゃいでる。もう本当に犬にしか見えない。尻尾をブンブン振り回して、はしゃいで楽しそうな犬しか見えない。そんな雅人くんの笑顔に釣られるように
「ふふ。入ろっか。」
と声を掛けると
「えー、紗莉ちゃん何で笑ってんの?」
と気になる様子。だってあまりにも楽しそうに言ってくれるんだもん。
「ううん。あ、じゃあせっかくだから雅人くんセレクトの服を試着してみよっかな?」
正直言うのは照れちゃうから上手く誤魔化して
「本当に?よし、気に入ってもらえるように真剣に選ぶ!!」
と嬉しそうに言って無い袖を捲るフリして店内にグングンと入っていった。
仕事では当店の取り扱うブランド服しか着れないけど、他ブランドでも可愛いのはいっぱいあるし、休日はブランドにこだわること無く好きなお洋服を着るからここのお洋服は私の好きなデザインが多いし、と思って言ったみたら予想以上に楽しんでくれるみたいで良かった。

