アイドルと私。

「よし、なんとかギリギリ終わった。」

今日は引越し日当日。今月いっぱいまでこの家も契約してあるので、掃除などはまた後日する事にして、引っ越し業者が来る1時間前にやっと全ての荷物を纏めることが出来た。そこまで破棄するものはないにしろ、何にせよ洋服が大量にあるので、纏めるのに一苦労だった。しばらくコーヒーを飲んでゆっくりしていたらインターホンが鳴り、引っ越し業者の人が到着した。

「こちらの荷物をお願いします。」

「はーい、分かりました。」

シャキシャキ動きそうな若いお兄さん2人と、この仕事1本で筋肉つきましたみたいなおじさん。若い2人が主に大きい荷物を次々と運んでくれて、おじさんは1人で色々と運んでくれる。私は自分で持てる軽い荷物をトラックへ運んでいくと思ったよりもあっという間に荷物を運び終えて、予定よりも早く新居に行けるみたい。因みに混雑を避けるため、私が朝一に引っ越しをし、昼過ぎに家具家電が届くようになっていて、雅人くんは夕方から引っ越してくるという手順になっている。雅人くんの方の業者さんはどこから情報が漏れるか分からないため、本当に信用できる所で頼んだみたい。アイドルの引越しってだけで大変だ。