「彼女ちゃんに会いたい!から一緒にクリスマス過ごそ!ね、まーくん???」

ぶほっ!あービックリ。ビックリし過ぎて、飲もうとしてた水を吹き出してしまった。

「絶対嫌だ!てかいい加減離れて、あっち行ってくんない?」

そうか、ずっとくっついて居たのはこのお願いをするつもりだったからか。怖い、恐ろしい。

「何で?いいじゃん!クリスマスパーティーしよ!リーダーと幸ちゃんも空いてたら来ていいよ!それに彼女ちゃんの友達も呼んでいいし、ね?楽しそうでしょ?」

「俺パス〜仕事終わったら彼女と過ごすから。」

なんでリーダーは本当にそうやって、冷静に答えれるの!?

「じゃあリーダーと、リーダーの彼女も呼んじゃおう!」

「俺ちょっとそれ、楽しそうかも!」

嘘でしょ!?いつも止めに入ってくれる幸ちゃんが、そっち側に行っちゃったら…

「んー、まぁ聞いてみてからだけど。」

待って、リーダーも若干乗り気!?

「じゃあ皆で来れる人は来て、彼女居る人は彼女も連れてきて、クリスマスパーティーしよう!!!」

まじで!?ちょっと待って、俺紗莉ちゃんと過ごす初めてのクリスマスなのに…。

「絶対嫌だね!無理。」