「わー、これスカートの裾凄く可愛い!お姉さん似合いますかー?」
と中から声が聞こえて試着室に入ると
「お客様お似合いです。凄く可愛くて素敵です。あ、でもちょっとお待ちください!」
ワンピースは凄く似合ってたけど、ちょっと首元が寂しい気がしたから
「お待たせしました!こちらのスカーフを…ほらこのように巻くとどうです?さっきと印象一気に変わって見えませんか?」
「これもすっごく可愛いです。さっきも可愛かったけどさらに素敵になりました。私こっちの方が好きです!あ、これに合うバックと靴はありますか?」
黄色いスカーフを首元に巻いて、すっごくお似合い。それに合うには…
「こちらのアイボリーのポシェットカバンと、アイボリーのバンプスはいかがですか?」
鏡の前で合わせると、すっごくお似合いで素敵。
「これください、お姉さんのセンス素敵ですね!」
と笑顔で言ってくれる彼女に、私も全力な笑顔で
「ありがとうございます!本当に凄く素敵でお似合いです。お買い上げありがとうございます!」
まだうっとり見とれてる彼女を試着室に残し、私は試着室を後にした。

