アイドルと私。

「んー…」

って言いながらおかわりで運ばれたお酒を口に運ぶ。

「最初の方は当たり障りないLINE。でも返事しやすいように、疑問文送ったりして。そのLINEを2週間ぐらい続けて、で、1週間ぐらい逆になんも送んない。そうすると1週間後ぐらいに向こうから気になって、LINE送ってきたりするから。」

!?!?!?まさかのリーダーは策士ですか。全然そんなふうに見えなかった。

「で、そっからご飯とか映画誘って、あくまで夜には解散する時間帯で会ったりして、それを何度か続けた後に、俺から告った。」

うっわー。リーダーってそういうタイプだったんだ。策士すぎる。

「そうなんだ。リーダー凄いね。で、今は幸せなんだ?」

そう聞くと優しい笑顔でうんって言うから、

「そっか。いい子と付き合えて良かったね。」

「まぁ、まーも大切にしなよ。一般人の子だから余計に。業界の事なんて分かんないだし。まぁまーが幸せならそれでいいよ。」

なんてカッコよく言って、残りのお酒をグイッて飲み干すから、俺も釣られてグラスに入ってたお酒をグイッて飲み干した。