アイドルと私。

「で、どうなの?」

さっきから顔色一つ変えず、もくもくとお肉を焼いては空いてるお皿に置いてくる。全く何を考えてるか分かりずらいんだよね、リーダーは。

「俺の事話したら、リーダーの事も聞いていいの?」

「うん、それは構わない。」

そうですか。聞かれてもいい感じですか。

「って、俺は何を答えればいいの?さっきから具体的な質問が分からん!」

焼いてくれたお肉は美味しくて、ご飯を片手に次々と口に運ぶ。

「んー、まぁまーが話したいことを話してくれればそれでいいぞ。」

「話したいこと!?」

え、待って待って。俺は何を話したらいいの?

「歳は聞いたから…どんな感じの子とか、ここが好きとか、悩みとか。」

なんで!?なんで顔色1つ変えずに、そんな恥ずかしい事をサラッと聞けるの。一通り肉を焼き終わって、美味そうにお酒を飲み始めてるし。

「もしかしてリーダーって恋バナ好きなの?」

あっ!今分かりやすく体がビクッて反応した。

「好きなんだ。知らなかったー。」

「人が幸せそうなのってなんかいいじゃん。」

そう言って、グラスに入ってるお酒を一気に飲み干す辺り、ちょっと照れてるのかな?