「ううん、なんでもない。明日、楽しみだね」 聞き返したけどそれ以上は答えてはくれなかった。 私を見てにっこりと微笑む律貴先輩。 その笑顔が眩しくて、直視出来なかった………! 「う、は、はい!」 私は何とか返事をした。 明日はいよいよ誕生日。 いろいろあったけど、無事に明日を迎えることが出来そうで一安心だ。 明日は………特別な日になるといいな。