その言葉は、嘘じゃない。

「私も、好きだよ。」

私は、嘘じゃない、本当の言葉を呟いた。

心から出た本音を。

理央は大きく目を見開いた。



さぁ、ここからは嘘つきの時間だ。



「なーんてね!実は、理央と友達が賭けをしてるの見ちゃったんだ!だから告白されるのも知ってた。どう?驚いた?」

笑顔でそう言ってみれば、理央は、

「あ、あぁ。」

と反応する。


「理央、一応忠告しておくけど、私だから今回は許すんだからね?好きな子にこんなことしたら、絶対ダメだよ?嫌われちゃうから!!」

私は鞄を持って教室の扉を開く。


「待てっ!瑠夏!!」