「ほんとに運命だね、俺たち。

とりあえず席つこ」


「あ、、うん。」
そう返事をして私たちは自分たちの席についた。


ここのクラスは隣同士の席がガッチリくっついている。

お陰で隣の悠叶くんと肩がぶつかるくらい距離が近い。



変に緊張する....


これからの授業集中できる?
無理でしょ〜〜〜〜〜!!!


はぁ…


「どうした?ため息ついて…」


表に出てた!?!?


「あっ....ううん!!

授業ついていけるか不安になっちゃって!!」

私は慌てて適当に理由を言った。


「分からないとこあったら教えてあげるよ」

「悠叶くん頭いいの?」
思わず聞いてしまった。
頭いいなら席も隣だし家も隣!
いつでも教えて貰える♬


「高校ぐらいまでの勉強なら教科書見て先生の話ある程度聞けば分かるかなー」

天才かい....
「頭いいんだね」


そんなこんな話をしているとこのクラスの担任であろう人が入ってきた。