゚・*:Plesance Sinfonia:*゚・

そのロボットはかなりの優れもので、機械技術が飛びぬけて発達している国から譲ってもらったのだという。

両親はそこに妹の魂を入れた。


「お姉様、お久しぶりです。」


それはエヴァだった。

しかし、エヴァでは無かった。


どこからどう見てもエヴァであるのに、私にはわかるのだ。






コレハ、エヴァデハナイ





それ以来私は偽物のエヴァを憎むようになった。


そして彼女が死んだという記憶をしまいこみ、無かったことにした。



お父様もお母様も私も、何も知らないふりをして生きた。
エヴァすらも何も言わなかった。

それでいいと思えた。

エヴァがいて、お母様がいて、お父様がいる。
その中で私は爪弾きにされる。


それでいい。


エヴァが壊れてしまうのならば、私が悪者になろう。
爪弾きにされよう。



何も怖くない。

何も失ってなどいない。



そう思えたから。