季節は過ぎ、夏休みに入ることになった。

私は紳くんと一緒にお出かけできることにとても楽しみな気持ちを抱いた。

私は夏休み初日目に紳くんと保育園の時によく約束した公園で集合することに決めた。

「紳くん〜！おはよ！来たよ！」

「叶華！おはよー」

と紳くんは元気に声かける私に紳くんも元気に返事をした。

そして、2人で2人の匂いを確認し合う。そして、抱きしめ合い、濃厚なキスを交わす。


今日は紳くんと初の遊園地。2人っきりの遊園地に楽しみな気持ちを表情に隠せずにいた。

とそこに、学校で聞きなれた声がした。

「よっ！紳！」

「日和さんに紳はよーっ！」

と奈義くんの声と須山くんの声がした。そして、私と紳くんはその声の方に振り向く。奈義くんはヒップホップダンサーみたいな黒の色で白色のロゴ入りのTシャツに骸骨のネックレスに青色の半袖の羽織りで黄色のダボッとしたズボンをはいている。それとサングラスもかけていた。肩からは黒色のショルダーバッグ。

須山くんは清楚なよくある格好をしていた。須山くんは白色のショルダーバッグ。紳くんはそんな2人を見て、ため息をついて言った。

「なんでお前ら来てるんだよ…」

「いいだろ！別に！俺らだって、紳のこと大好きで心配なんだよ！な！哉汰」

「そうそうっ！」

「フフフッ」

と私はそんな紳くんと奈義くんたちのやり取りに笑った。