3限目は科学で理科室での実験が始まった。偶然に実験グループは紳くんもいる男女2人ずつのグループになった。
紳くんは私と視線が絡むたびに顔を赤らめ、そっぽを向く。
そして、実験が始まった。
「日和さん、こっちの顕微鏡で見てみて」
と同じグループの須山くんに声かけられ、私は顕微鏡を覗いた。隣りには須山くんがいる。前には机を挟んで紳くんがいる。紳くんに隣りで会話をする同じグループの女の子がいる。女の子は笑顔で紳くんと話し込んでいた。でも、紳くんは返答するだけで、笑っていなかった。
「わぁ!これって青緑色なんだね」
「ねっ!すごいっしょ!」
と須山くんは私に笑顔で言う。私は顕微鏡から顔を上げ、須山くんににこにこと話し込んだ。そんな様子を見た紳くんは私の空いている左隣りに来て、私の肩を引き寄せた。私はわわっとなって、紳くんの胸元に引き止められた。そんなとこを見た須山くんは険しい顔をして言った。
「お前な!日和さんにも手出してんのかよ!日和さんには手出すなよ!」
と須山くんは穏やかな須山くんじゃなくなっていた。とても憤った大きな声で言う。
「手なんか出してねーよ!須山がこいつと笑ってるのがキモかっただけだっつーの…」
「はぁ?!キモイかよ!兎田になんかに言われたくねーよ!」
と紳くんと須山くんは誰も手に止めれないような喧嘩が勃発した。そして、科学の授業担当の女の鈴木先生が慌てふためいた。
「ちょっと……、何やってるのよ…!あなたたち」
鈴木先生はそう声かけることが精一杯だった。そして、鈴木先生は近くにいた男の先生を呼んだ。
紳くんは私と視線が絡むたびに顔を赤らめ、そっぽを向く。
そして、実験が始まった。
「日和さん、こっちの顕微鏡で見てみて」
と同じグループの須山くんに声かけられ、私は顕微鏡を覗いた。隣りには須山くんがいる。前には机を挟んで紳くんがいる。紳くんに隣りで会話をする同じグループの女の子がいる。女の子は笑顔で紳くんと話し込んでいた。でも、紳くんは返答するだけで、笑っていなかった。
「わぁ!これって青緑色なんだね」
「ねっ!すごいっしょ!」
と須山くんは私に笑顔で言う。私は顕微鏡から顔を上げ、須山くんににこにこと話し込んだ。そんな様子を見た紳くんは私の空いている左隣りに来て、私の肩を引き寄せた。私はわわっとなって、紳くんの胸元に引き止められた。そんなとこを見た須山くんは険しい顔をして言った。
「お前な!日和さんにも手出してんのかよ!日和さんには手出すなよ!」
と須山くんは穏やかな須山くんじゃなくなっていた。とても憤った大きな声で言う。
「手なんか出してねーよ!須山がこいつと笑ってるのがキモかっただけだっつーの…」
「はぁ?!キモイかよ!兎田になんかに言われたくねーよ!」
と紳くんと須山くんは誰も手に止めれないような喧嘩が勃発した。そして、科学の授業担当の女の鈴木先生が慌てふためいた。
「ちょっと……、何やってるのよ…!あなたたち」
鈴木先生はそう声かけることが精一杯だった。そして、鈴木先生は近くにいた男の先生を呼んだ。

