西園寺先生は紡木さんに触れたい


そんな2人の妙な反応に、西園寺は顔を上げて2人の視線の先を見つめると、そこには自分が描いた正真正銘お化けの絵があった。


「おばけ…だけど…?」


西園寺の言葉に、2人同時に「え??」と声を上げた。


「うーん…まあ、バケモノ…広い意味でいえばおばけ…なのかな?」


「いやー…ケイト先生…これはちょっと…。」


明らかにドン引きしている2人に、西園寺は「え?うそ?え??」と焦り出した。


「おばけをこんな下手くそに描ける人なんているんだ…。」


「…ケイト先生ってイケメンだし頭いいしスタイル良いし性格も良いしで非の打ち所なんてないと思ってたけど…。」


2人がそう言うなり西園寺は再び肩を落とした。


26年の生涯で初めて知る事実。
しかも大好きな紡木さんにドン引きされた…。


今夜は立ち直れそうになかった。