「好きです、付き合って、いや、結婚してください!」




「…え、性犯罪者予備軍ですか?キモ…。」




梅雨明けだってテレビで言ってたはずなのに、相も変わらずじめじめしているこの気象にイライラしてたのもあったと思う。


それでつい、心の中で思った言葉をそのまま口にしてしまった。

紡木はしまった!と思って口に手を当てたけど、どう考えても手遅れだった。




ああ、神様。





どうして今私はこの得体も知れない先生に告白されているのでしょうか。





間違いだらけの人生にもう嫌になりました─