また朝が来る




「なんかそう思ったのよ。あ、二人の結婚式には呼んでね?」



「うんもちろん!! ゆーちゃんも、蘭くんも呼ぶよ!」



蘭くん、と瑞花が呼んだ。いつものことだけど、なんか嫌だと毎回思う。


「わっ、静生?!」


なんだか我慢がならなくなって、瑞花を後ろから抱き締める。




「はは、お熱くなってきたとこ悪いけど、もう休み時間終わるよ?」



「えっ、本当?!」


瑞花が抱き締められていた腕からするりと抜け出して、立ち上がった。


もうちょっと一緒にいたかったんだけどなあ。



まあ、どうせ家に帰ったら瑞花が嫌になるほどいちゃこらするつもりだけど。
 





「あ! 今日もいちゃこらはしないからね!」





チラリと瑞花が振り返って、僕に言うから。




「じゃあ、いちゃいちゃしよ」




僕はこう言うしかないんだよね。


やり方が悪い自覚はある。瑞花が女の子なのと、結局僕に逆らえずキスとかバグとかをしてしまうって分かってるからやってしまう。



けど、瑞花だって嫌って顔をしないからさ。


僕を顔を赤くして見つめて、手加減はしてねってそう言いたげな表情をしている。