そんなくだらない話しを聞いていたら、いつの間にか家の前。

『じゃあな』

って優也はあたしの頭にポンッと軽く手を置いてから、家に入って行く。


毎日こうやってされる…
幼稚園の年長になったあたりからされてる記憶がある。

あの頃はあたしの方が少し背が高かったから、優也は少し背伸びしてやってたなー

そうやって考えると、優也も大きくなったんだ。

あたしの背なんて軽々と抜かしちゃってさ?